「英語を学ぶ」HOME > Why?-1 > Why?-2 > Why?-3

なぜ、このサイトとCLAメソッドを創ったのか?Why?

CLAメソッドが生まれた経緯ー3The whole story of CLA method - 3


  今、この文章を読まれている方は、英語学習に困っている方だと思われます。TOEIC/TOEFLの点数が必要な方、海外での生活で英会話が必要な方、受験で英語が必要な方、ブロークンな英語でもいいから仕事で今すぐに使える英語が必要な方、、、。このサイトに行き着いたということは、自分なりの努力を重ねて、色々な教材を試してみたけど、それでもなかなか成果が出ない、という経験をされてきたこととお察しします。

  そもそも、純ジャパとして日本で生まれ育った場合、日常で英語がなくても生活でき、カタコトの英語教師に文法読解重視の英語を教わり、英語の正しい学び方すら教えられていない。それにも関わらず、突然、グローバル化の波が来てしまい、コミュニケーション重視の英語を要求される、、、。そんな理不尽な状況下では、求められる英語の能力がないのが当たり前です。

  戦後しばらくは、読解のみの英語で事足りていましたが、その戦後の英語教育の体制のまま、コミュニケーションを重視した英語能力まで網羅しようとしたところに、そもそもの無理が生じています。

  ただし、現在では、英語を筆頭とした外国語が社会的要請として日本でも高まり、リスニングが重要視された英語教育、英語の早期学習開始、多言語教育、イマージョン教育の導入など様々な改革はすでに始められています。また、2021年施行予定でセンター試験を廃止し、TOEFL/英検を基軸としたコミュニケーションをより重視した大学入試の基準が設けられるようです。いわば、今は、日本の英語教育も過渡期にあると言えます。

  しかし、その学校英語教育と社会的要請の食い違いは未だ解消されておらず、過渡期に教育を受けた我々に、確実にしわ寄せが来ています。

  過渡期なので、英会話の能力を教授されてこなかったことは、仕方がないことではあります。ただ、致命的なことに、過渡期の我々は、特にリスニング、スピーキングにおいて、英語が上達する学習の手順を教わってきていません。本当は、教育者が吟味に吟味を重ねた上で、英語上達における、一つの道筋を示してもらえていれば、学習者は自発的に英語学習を進められたはずです。仮にその道筋が100%正確で汎用性が非常に高いと言い難くても、たたき台として、確実に英語学習の支えとなってくれるはずです。また、ちまたにあふれている様々な英語学習法/メソッド/アプローチを吟味する際の、判断基準にもなってくれるはずです。  

  その一つの道筋として、CLAメソッドを創りました。この一連の経緯が、はじめに提示した「なぜ創ったのか?」に対する答えです。ただ、本音を言えば、CLAメソッド以外に、他に信頼のおけるメソッドや、自分なりの戦略/道筋がある人は、必ずしもCLAメソッドに則る必要はありません。

  CLAメソッドを活用する場合も、CLAメソッドをそっくりそのまま盲信するのではなく、あくまでたたき台としてとらえて、自分の趣味趣向やレベルに合わせてアレンジを加え、自分で実験し、自分の頭で考えながら英語学習を進めてほしいと願っています。

  また、CLAメソッドは、他のメソッドと比較する際の判断基準として活用することも可能であり、英語学習における迷いを取り除くツールとしても役立つはずです。さらに、適切な時期に、適切なレベルの、適切な手法を選択できるようになることで、遠回りを回避し、その遠回り分のリソース(労力/お金/時間)を事前に節約することも可能になります。


    (以下は、ささやかな応援メッセージです。本旨とはズレますが、お時間があれば、是非。)




「英語を学ぶ」ページトップへ戻る
Copyright(C) eigo-manabu.jp All Rights Reserved.